フロイトは患者の歴史の再構成を解釈よりも上位の作業と位置づけていました。しかしその後,クライン,ビオン,
ジョゼフ等の登場により,here and nowの転移解釈が患者の自発的再構成をもたらすという立場が登場してきました。その歴史的転換の意義をお話しします。
参考文献:ベティ・ジョゼフ著「心的平衡と心的変化」(岩崎学術出版社)
17(日) 2018年06月 症例検討会 講義 |
精神分析セミナー 転移の理解と解釈① here and nowと再定義 講師:小林俊三先生 |
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