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神戸の精神分析セミナー、文献講読、症例検討会を実施しています

神戸の精神分析セミナー、
文献講読、症例検討会を実施しています

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精神分析研究会・神戸について

About Us

生き生きとした臨床的,学問的交流の場に是非,ご参加ください。

分析者Bionは,「健康な心的成長は,生体が食物に依存するように真実に依存する」と述べました。臨床現場の困難な問いかけに対して,分析者が内的作業を通して真実を求めてきたことの集積は,精神分析的アプローチに新しい成長をもたらし続けています。

精神分析研究会・神戸は,日本精神分析学会の認定を受けた,関西で最も長い歴史を持つ精神分析セミナーです。
初めて精神分析的アプローチを学ぶ方から高い専門性を身につけたい方まで,それぞれのニーズにかなうプログラムを準備しています。生き生きとした臨床的,学問的交流の場に是非,ご参加ください。

精神分析的な臨床実践に必要な学びとは

精神分析的な臨床実践には,知的な学習と,体験的な学習が必要だと言われています。

精神分析研究会・神戸では,知的学習として,幅広い理論や技法に触れるための系統講義,重要論文を精読する文献講読という2つのプログラムを用意しています。

体験的学習としては,事例の検討が中心となります。多様な事例に触れることのできるセミナーの症例検討と,少人数でのグループスーパービジョンがあります。

2022年度講義テーマと内容

鵜飼奈津子先生
臨床心理士
大阪経済大学・大学院

講義テーマ「子どもの精神分析的プレイセラピー」

現在、日本で行われているプレイセラピーは、子どもの精神分析的プレイセラピーと子ども中心プレイセラピーとの折衷的なもののように思われます。本講義では、子どもの精神分析的プレイセラピーについての基本的な考え方とその技法について解説します。

参考図書:①「子どもの精神分析的心理療法の基本<改訂版>」(誠信書房)②「子どもの精神分析的心理療法の応用」(誠信書房)

福本 修先生
精神科医
代官山心理・分析オフィス

講義テーマ「日本で精神分析に出会うには」

何かを学ぶには、それによく近づくことや、由来を知ることが重要です。また、自分自身の好みや性向を知ることも大切です。この講義では、精神分析の受容の歴史を振り返り、本格的に学んでいく方法について考えたいと思います。

北村婦美先生
精神科医・臨床心理士
東洞院心理療法オフィス

講義テーマ「治療の構造化とスーパービジョンを受けること」
「治療の構造化」は杓子定規に守るべき枷として受け止めるより、状況に合わせて使うために、その意味をよりよく知ることの方が大切です。スーパービジョンの受け方と合わせ、できるだけ実際的にお話しします。

阿比野 宏先生
精神科医
タヴィストック・クリニック

講義テーマ「転移の理解と解釈-対象関係論の見地から」
転移は精神分析理論・臨床における主となる概念であり、臨床的体験ですが、精神分析におけるそれぞれの伝統、また個々の臨床家によって、その転移は多岐に渡っています。このセミナーでは、内的対象関係の観点から、転移について考えていきたいと思います。

吾妻 壮先生
精神科医・臨床心理士
上智大学

講義テーマ「治療構造と治療者の基本的態度」
何事も基本が大切です。本講義では、精神分析における治療構造と治療者の基本的態度についてお話しします。基本を重んじる姿勢は、精神分析における自由につながります。ここに、精神分析の難しさと醍醐味さがあると思います。

小林俊三先生
精神科医
小林メンタルクリニック

講義テーマ「逆転移の治療的取り扱い」
内的関係が実際にセッションの中で行動に移され、それに患者だけではなく治療者も参与することは避けがたく生じます。治療者の訓練の程度にかかわらず待ったなしで生じるそのことについて、皆さんとともに考えたいと思います。

飛谷 渉先生
精神科医
大阪教育大学保健センター

講義テーマ「治療者が個人分析を受けること」
精神分析的臨床の習得には、治療者が分析治療を受けること(個人分析)が最も有用な方法です。本講では個人分析とは何か、歴史を踏まえて概説し、それが無意識的交流への感度を高める上で持つ意義について考えます。

横井公一先生
精神科医・臨床心理士
浜寺病院

講義テーマ「治療者患者関係」
精神分析的臨床の土台となる「治療者患者関係」について、フロイトの技法論に始まり、関係論的な考え方に至るまで、臨床家として知っておきたい様々な考え方について解説したいと思います。

参考図書:①フロイトの一連の技法論文「Papers on technique,SEⅫ p.83-173」あるいはその翻訳②S.ミッチェル著「関係精神分析の視座」(ミネルヴァ書房)の第1章~第3章

仙道由香先生
臨床心理士
新大阪心理療法オフィス

講義テーマ「アセスメント面接~患者、自分、自分の組織」
患者だけでなく、担当者たる自分や自分の組織の特徴と限界も吟味し、その組み合わせを如何に最適化できるかを検討するのが「アセスメント面接」です。このことについて、事例等もふまえつつ、共に考えてみましょう。

参考図書:仙道,2019,心理療法に先立つアセスメント・コンサルテーション入門,誠信書房

平井正三先生
臨床心理士
御池心理療法センター

講義テーマ「夢の理解」
本講義では、フロイト、クライン、ビオンの流れにおいて、夢がどのように理解されてきたのか概観します。そのうえで、現代の臨床において、夢をどのように理解できるかについて考えていく機会としたいと思います。

参考図書:メルツァー「夢生活」金剛出版

沿 革

1986年

関西精神療法研究会(KSK)の立ち上げ

小林和(精療クリニック小林院長,第47回日本精神分析学会実行委員長)が関西初の精神分析セミナーである「関西精神療法研究会(KSK)」を立ち上げた。

第1回講師は西園昌久,第2回は小此木啓吾であった。参加者は最多で150人を数え,関西地区における精神分析のリーダーを多数輩出する母胎となった。

1999年

精神分析研究会・神戸 発足

関西精神療法研究会と神戸大学および兵庫教育大学の精神分析研究グループが合併し,「精神分析研究会・神戸」が発足した。

2013年~現在

小林俊三が研究会代表に就任

研究会代表が小林和から小林俊三
(小林メンタルクリニック)に交代して現在に至る。

運営委員:
小林俊三(代表)
櫻井興平
辻河昌登
馬場天信
星野修一
松村博史
守田敦子