R. ケイパー著
「米国クライン派の臨床 自分自身のこころ」(岩崎学術出版社)
内容: 本書は発表当時、「この20年間に発表された論文の中で最も重要なもの」と評された名著です。彼の主な主張は、患者が治療者とその分析的内的対象とのつながりに割って入れないことを知り、また、治療者が患者の内的世界に深い敬意を払っていることを知るなら、患者は、分離した「自分自身のこころ」を持つようになるということです。ビオンを理解する上でも格好の著作となっており、初心者の方も歓迎します。
対象: 医師、臨床心理士、公認心理師、臨床心理系大学院生。テキストを読んで参加し、年1回程度レジュメ作成・発表を担当できる方。なお、「精神分析研究会・神戸」入会者を優先いたします。