精神分析的な治療の実践においては,治療設定,分析技法と並び,治療者の心的姿勢が大きな役割を果たします。いや,むしろその姿勢抜きには患者の理解と関与に困難をきたします。Freudは「平等に漂う注意」の実践を説きましたが,その背景にはBionの言う治療者の「もの想い」が求められます。この両者の臨床実践を講義します。
10(日) 2019年03月 症例検討会 講義 |
オープンセミナー 治療者の姿勢-もの想いと平等に漂う注意 講師:松木邦裕先生 |
---|